しゅみ女子

  • HOME
  • >
  • 編み物
  • >
  • かぎ針編みにフォーカス!簡単小物から始める編み物ライフ
編み物

かぎ針編みにフォーカス!簡単小物から始める編み物ライフ

インドアものづくり

編み物初心者の方でもとっつきやすいかぎ針編み。始めてみたいけど、道具や毛糸を選ぶときに気をつけることは?かぎ針編みでどんなものが作れるの?今回はそんな不安をスッキリさせるため、『これを知っておけば一安心!』な、かぎ針編みのファーストステップをご紹介してみたいと思います。
かぎ針編みにフォーカス!簡単小物から始める編み物ライフ

かぎ針編みの道具を選ぶときのポイント

長く続けたい趣味だからこそ、道具選びは失敗したくないですよね。そこで、初心者の方が『かぎ針』『毛糸』などを選ぶときのポイントをまとめてみました。

かぎ針

前回のおさらいですが、針の太さは号数で分けられています。『太い針は号数が大きく、細い針は号数が小さい』と覚えておきましょう。

針部分の材質:金属製がベターです!

注意したいのは、『金属製』か?『竹製』か?というところ。勿論自分の好みを優先して選んでいただいていいのですが、実は号数規格が違うのです。もう少し詳しく言うと、『金属製』は主に国際標準規格を採用していますが、『竹製』の一部製品は、日本独自規格を採用しているものがあるのです。具体例をあげると、同じ4号の針でも『国際標準規格:2.5㎜』に対し『日本規格:3.3㎜』と、日本規格の方が最大で0.8㎜程度太くなっています。
かぎ針編み少々厄介ですが、主流は国際標準規格のかぎ針です。毛糸ラベルの号数指定も編み図も、この規格を前提としたものが大多数と言えるでしょう。また、金属で出来たかぎ針は滑りがよく、初心者の方がコツを掴むのにも向いています。かぎ針を選ぶときは、『金属製』(もしくは、耐久性は劣りますがプラスチック製)で『国際標準規格』のものがおすすめです。
【参考】毛糸ぴえろQ&A『軽金属かぎ針と竹かぎ針の太さは、違うの?』

持ち手部分の材質:シリコングリップがおすすめ!

かぎ針
昔ながらのかぎ針は、頭とお尻で違う号数のかぎ針がついているのでお得感がありますが、細くて少々持ちにくいのが難点。汗で滑るのも悩ましいところです。そんな中、カラフルなシリコングリップ付きのかぎ針が近年注目を集めています!1本につきひとつの号数ではありますが、見た目もポップで可愛いですし、ボールペン程度の太さがあるので握りやすく、手が疲れないというメリットがあります。

そんなシリコングリップのかぎ針を選ぶときは、号数が『プリント』ではなく『掘り込んであること』に注意してみましょう。グリップはずっと持っている部分なので、プリント式だと汗や摩擦で消えてしまい、何号のかぎ針かわからなくなってしまうことがあります。100均でもその基準をクリアするかぎ針は陳列されていますが、残念ながら全ての号数の取り揃えがないことも。色んな号数を揃えておきたい場合は、セット品で一気に揃えてみるのもいいかもしれません。

毛糸

毛糸かぎ針編みの魅力のひとつは、棒針と比べて『編める毛糸材質』の幅が広いこと。紐状のものなら大体何でも編めるので、ニッターの中には梱包用の麻紐やスズランテープを編む強者も!ですがまずは、初心者向きの糸を賢く選びたいですよね。糸を選ぶ時のポイントをまとめてみました。

色:明るい色がおすすめです!

どんな編み物上級者でも、編み間違いはしてしまうもの。慣れてくるとどこで間違えたのかすぐに見分けがつきますが、初めのうちは目を皿のようにして探さないと見つけられない、なんてことが多々あります。そんな時、黒やネイビーなど光を吸収する色で編んでいると、更に見つけるのが難しくなってしまいますよね。間違い部分を見つけやすいのと、編地の構造がわかりやすいことから、初めはパステルカラーやビタミンカラーなど、明るめの色をチョイスしてみましょう。

材質:やわらかくて、滑りがいい毛糸を選びましょう

猫と毛糸代表的なものとして、ウール、コットン、アクリル混合毛糸をおすすめします。何故推奨するのかというと、『かたくて、あまり滑らない』毛糸は扱いが難しく、編むときにどうしても力んでしまうからです。最悪の場合は腱鞘炎になってしまい、ドクターストップがかかってしまうなんてケースも…。

そんな理由から初めはやわらかい糸で編むのがベターと言えますが、どうしても編みたいものがあるなら、多少無理してでもチャレンジしてみたいですよね。例えばバッグや小物類の素材として使われるジュート(麻)やパルプはどちらかというと硬めの糸です。それらを編むときは深追いせず、適度な休憩とストレッチを取り入れるようにしましょう。

その他に知っておきたいこと

編み物の必須道具は針と毛糸ですが、それ以外にもあると便利な道具があります。かぎ針編みでは『段数マーカー』がその筆頭ではないでしょうか。段の編みはじめや模様を編みこむ予定の部分に取り付けて、目印として使います。目印がはっきりしていると編み間違いも防止できますし、今自分が何目編んだのか、いちいち数えなくてもすぐに把握できますよ。ロックがかけられるタイプのものは、うっかり脱落してしまうことが無いので安心して使えます。

また、わざわざマーカーを購入しなくても、『別の色の短い毛糸を挟み込む』という方法もあります。シンプルながら滑り落ちる心配がなく、コスパも優秀!マーカー購入に迷ったら、是非一度ためしてみてください。

ステップアップ!気軽に作れるかぎ針編み実用小物

初心者でも簡単に編める小物類を、レベル別にしてご紹介します。少しずつ編み方を覚えながら、スキルを上げていきましょう。

レベル1:基本3種の編み方だけで作れるかぎ針編みグッズ

基本3種の編み方(鎖編み、細編み、長編み)を覚えていればOK!まずは単純なものから始めてみましょう。それぞれの編み方は前回の記事をご参照ください。

傘のグリップカバー

傘のグリップカバー出典:minne 傘のグリップカバー ※画像は商品ページをキャプチャ利用
輪にする作り目から目を増やしながら円形に編み、直径1.5㎝程度になったら増減せずに細編みしていけば完成です。これを付ければ味気のないビニール傘も、すぐに見分けがつけられて便利ですね!

ハンドウォーマー


出典:meetang &co
編み物と言えば、身に着けるものを作ってみたいですよね。基本の編み方だけで、こんなにしっかりしたハンドウォーマーが作れます。

グラニースクエアのコースター


出典:Crochet and Knitting Japan
前回もご紹介したグラニースクエア。単純な作りながら応用がきくので、初めての方にもおすすめです。

レベル2:プラスアルファでステップアップ!実用的なかぎ針編みグッズ

基本の編み方をマスターしたら、少し変わった編み方を取り入れてみましょう。作れるものの幅がグッと拡がりますよ。

ルームモップ


出典:手作り倉庫DiySoho
細編みの変形、『ループ編み(リング編み)』をプラスすることで、本格仕様のモップが作れます!

ポケットティッシュカバー


出典:ハピママ
『中長編み』と、長編みの変形『長編み4目の玉編み』をプラスすると、可愛いチューリップ柄を編むことができます。糸の色の変え方を習得できると、色んなものに応用できますよ!

レベル3:コツコツ編んで大作を作りましょう!

少し難しい編み方に慣れてきたら、思い切って大きなものに挑戦してみませんか?かぎ針編みは中断するのも簡単なので、マイペースに進めることができますよ。

引き上げ編みのニット帽


出典:meetang &co
『引き上げ編み』を編みいれることによって、編地に表情が生まれます。少しの工夫で凝った演出ができますね!

アフリカンモチーフで作るぬいぐるみ(ふくろう)


出典:parineko
まずはこちらの動画で、『アフリカンフラワーモチーフ』を編んでみましょう。動画は6枚花びらですが、花びらの数は4~8枚まで調整可能です。多角形のパーツを作り溜めたら、編み繋いで立体構造を作っていきます。

完成イメージは以下の動画を参考にしてみてください。

出典:Verde Smeraldo

実はこのアフリカンフラワーモチーフのぬいぐるみ、繋ぎ方を詳しく説明している資料があまりないのです。世のニッターさんはある種のパズルと見なしているとかいないとか…。見様見真似で組み立ててみましょう。ちなみにふくろうは比較的難易度が低く、ビギナー向きだそうです。難易度高めなカバ、キリン、ポニーといった仲間がいますが、どれも可愛い!時間がかかりそうですが、出来上がった時はとてつもない達成感が得られそうですね。

まとめ

編み物とミカン
いかがでしたか?基本を抑えてからのステップアップ次第で、色んなものが編めてしまうかぎ針編み。その魅力が少しでも伝われば幸いです。これからいよいよ編み物シーズンが到来します。毛糸と針を揃えてLet’s Knitting!

【参考サイト】毛糸ピエロminne

三原 ナコ
三原 ナコ

千葉県在住。趣味は専ら『つくる系』で、編み物(歴4年)と陶芸(歴8年)がメイン。 作るだけに留まらず、壊れた時の直し方を教わったり、素材にとことんこだわったり、挙句の果てには素材そのものを作ってみたりと、芋づる式にやりたいことが増えていく今日この頃。いい粘土が欲しいな~フワッフワな羊も飼ってみたいな~というわけで、将来はすべての望みが叶いそうな北海道に住むのが夢。